東京生活と旅の備忘録

日常生活で思ったことと旅行記録を、備忘録としてまとめています。

ネイル・メイク初心者脱却の第一歩は、上手くいかない原因を言語化すること

今週のお題「練習していること」:セルフネイル

昔から、どうもマニキュアを塗るのが苦手でした。

初めてお小遣いでマニキュアを買ったのは、中学生のときでした。当時、携帯を持っていたものの、今ほど容易にインターネット上の情報にアクセスすることはできなかったため、塗り方を調べることはほとんどありませんでした。そのため、いつもモロモロの汚い状態になっていましたが、それでもマニキュアを楽しんでいました。

大人になってもたまに安いマニキュアを買って塗っていましたが、昔と同じように上手くいかず、自分のセンスのなさやマニキュアの質の低さのせいにして問題の解決策を探ろうとはしていませんでした。

しかし、近年知り合ったとても尊敬できる人が「困難に直面したとき、上手くいかない原因が何なのかを分析・言語化し、解決のために試行錯誤する」というのを日常生活レベルで常に行なっていることに感化され、自身の苦手なこと(マニキュア含む)に真剣に取り組むようになりました。

何度も練習する中で、私がマニキュアを塗る際、よくする失敗とその原因がほとんど以下の2つのパターンであることに気づくようになりました。

1. 塗られてない箇所ができる、指部分にはみ出る。

(原因)マニキュアを塗るときに爪表面を見続けているため、筆の進む方向に気を配れていない。そのため、自分が塗りたい方向に筆が進まず、はみ出すこともある。

(対策)

  • 爪ではなく筆を見るようにし、必要に応じて力加減を変える。

  • サイドを塗りたい時は、筆をねじるような力を少し加えながら塗る。

  • 常に筆の行方を見守ることが特に大事。

2. 塗り終わりに、指をどこかにぶつけて壊れる。(結果、嫌になって全てオフする)

(原因)ベースコートや、一塗り目が乾かないうちに、次の色を塗り始める。十分に乾いていない状態の有機溶剤に有機溶剤を重ねることで、爪に近い層も再度溶けて柔らかくなってしまう。

(対策)

  • マニキュアを塗った後は、十分すぎるくらい(できれば1時間)乾かす。

  • 一回に厚く塗りすぎない。薄い層を重ねていくイメージで塗る。

もしかしたら多くの人にとっては感覚的にすでに身についているため、「そんなの当たり前だよ!」と突っ込みたくなるかもしれません。しかし、ネイルや化粧が上手くいかないとき、原因を考えずにすぐに諦めていた私にとっては、初めて気づいたときには目から鱗でした。

特に1.に関しては、アイライナーを塗るときにいつも失敗する原因と同じでした。最近、筆の行方を見届けることを意識した結果、素早く綺麗にアイラインが引けたときは感動しました。

最近塗ったマニキュア(ワンカラー+ラメ)

ちなみに、初心者的に非常に使いやすいと思うマニキュアはみなさんご存知のCANMAKE TOKYOのカラフルネイルズです。塗りやすい、乾きやすい、お値段も400円程度ととてもお手頃、色のバリエーションも豊富、といいことづくめです。

また最近は、OSAJIのアップリフトネイルカラーにも興味を持っています。色とそのネーミングがどれもとってもオシャレです。1本2000円弱なので、自分へのちょっとしたご褒美にちょうど良いです。ハケが小さめで、動かしやすいです。上の写真の色はパンドラというラメ色です。

まだまだ発展途上なので、ラメ重ねやワンカラーを練習してから、デザインネイルにも挑戦していきたいと思います。 その他の苦手なことにも、なぜ苦手なのか、どうやったらそれを解決できるか、という問題解決の意識を常に持ちながら取り組んでいこうと思います。